適格請求書等保存方式 インボイス制度スタート!

インボイス制度の導入後に必要なのが、
新しい方式の書類「適格請求書(インボイス)」です。
ここではサンプルを例にして、適格請求書の正しい書き方をご紹介します。

インボイス制度(適格請求書等保存方式)とは

インボイス制度(適格請求書等保存方式)とは、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式のこと。取引における消費税額を正確に把握するために導入された新制度で、売り手は登録事業者、買い手は課税事業者の場合に適用されます。適格請求書発行事業者として登録した課税事業者は、要件を満たした適格請求書(インボイス)を交付・保存することで仕入れの税額控除が受けられます。

詳しくは、国税庁インボイス制度特設サイトへ

適格請求書(インボイス)の書き方

適格請求書(インボイス)には、これまでの請求書や領収書、納品書などにある記載項目の他、新たな記載事項が加わります。「登録番号」「適用税率」「税率ごとに区分した消費税額等」の3項目です。

フォーマットは書類によって異なりますが、基本的な体裁は右図の通りなので、おまとめの前にご参考ください。

適格請求書(インボイス)に
記載する6項目

  • 適格請求書発行事業者の、氏名または名称および登録番号
  • 取引年月日
  • 取引内容(軽減税率の対象品目である場合はその旨)
  • 税率ごとに合計した対価の額および適用税率
  • 税率ごとに区分した消費税額等
  • 書類の交付を受ける事業者の氏名または名称

赤太文字が現行の請求書に追加しなければならない項目です。

【請求書 伝票例】

請求書伝票 サンプル画像

【領収書 伝票例】

領収書伝票 サンプル画像