賞状を美しくレイアウトするコツ
当店独自のシステムで賞状を作成する際、賞状の風格と見映えをグッとアップさせるコツをお教えします。
賞状書士の資格を持つ専門家が筆耕(手書き)する時も、この鉄則に沿って美しく仕上げているんです。
プロの技、ぜひご活用くださいね。
1表題
- 表題は、賞状の主題(テーマ)を示す見出しです。
-
メリハリと風格を出せる表題の基本条件
- 大きさ
- 本文の1.5倍強くらい
- 位置
- 中央部より少し上
- 書体
- 主題にふさわしいしっかりとした
書体
-
一般に、表彰状は名誉や格式を重視したもので、フォーマルなシーンにおすすめです。感謝状は贈る側の想いをストレートに伝えることを重視した表題です。
たとえば、勤続○年の記念日に渡すなら、表彰状・感謝状どちらでもOK。贈呈側のスタンスによって変わります。
賞状は競技や大会、イベント時に多く選ばれています。
2名入れエリア
- 大会名や順位・証明の内容などを入れる際は、
行頭が表題より上に、本文より少し下になるように置くと見映えします。 - 名入れエリア(水色の部分)に受賞者の名前、順位・証明・学校・大会名などを
入れる場合には、【名入れ有り】を選択するとフォーム上で入力できます。
3受賞者名
- 名前を空欄にして「殿」などの敬称のみ印刷する場合には
【名入れ無し】でご注文できます。表彰状や賞状は、
もともと上位の者から贈られるものだったため
ですが、最近では国や民間を問わず、
「殿」や「様」をつけるのが一般的になっています。 - 公的な卒業証書・認定書・各種免許証では、
当店での文例では一部を除き「殿」としていますが
贈呈シーンにあわせてアレンジされるのがおすすめです。
4本文
- 本文の文字は、受賞者名・贈呈者名より小さく
贈呈日より大きくすることで、バランスが良くなります。
文章は、原則として縦書きですが、横書きでも問題ありません。
美しい賞状は、伝統的に、全体を見渡した際の配置が
「なだらかな左右対称のカーブになっている」ことが
鉄則とされています。 - 本文も、このカーブを崩さないようにするため、
改行は極力避けるのがおすすめです。
当店での文例では一部を除き「殿」としていますが
贈呈シーンにあわせてアレンジされるのがおすすめです。
5贈呈年月日
- 贈呈年月日の文字は、一番小さい大きさにして、
行頭を本文より1文字下げてレイアウトします。 - 贈呈年月日の表記では、数字を漢字に置き換えましょう。
10は「十」を使います。 - 例)令和元年12月25日 → 令和元年十二月二十五日
6贈呈者名・印
- 贈呈者名の文字は、本文より大きく、受賞者名より
小さくすると美しいバランスになります。 - 贈呈年月日の表記では、数字を漢字に置き換えましょう。
10は「十」を使います。 - 例)令和元年12月25日 → 令和元年十二月二十五日
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メリハリと風格を出せる表題の基本条件
- 行頭の位置
- 1文字目を受賞者名より低くする
- 会社名や組織名
- 代表者名よりもやや小さめ
- 代表者名の肩書
- 代表者名の真上に置き、
代表者名より小さく入れる
- 代表者名の下には、押印分のスペースを
空けておく必要があります -
美しい印の位置
なだらかな左右対称カーブに収まるように、
本文の下限よりも上に印が入っている