賞状を美しくレイアウトするコツ

当店独自のシステムで賞状を作成する際、賞状の風格と見映えをグッとアップさせるコツをお教えします。
賞状書士の資格を持つ専門家が筆耕(手書き)する時も、この鉄則に沿って美しく仕上げているんです。
プロの技、ぜひご活用くださいね。

当店オリジナルのシステムで、美しい賞状を作る6つの鉄

鉄則見本

1表題

  • 表題は、賞状の主題(テーマ)を示す見出しです。
  • メリハリと風格を出せる表題の基本条件

    大きさ
    本文の1.5倍強くらい
    位置
    中央部より少し上
    書体
    主題にふさわしいしっかりとした
    書体
  • 豆知識

    一般に、表彰状は名誉や格式を重視したもので、フォーマルなシーンにおすすめです。感謝状は贈る側の想いをストレートに伝えることを重視した表題です。

    たとえば、勤続○年の記念日に渡すなら、表彰状・感謝状どちらでもOK。贈呈側のスタンスによって変わります。
    賞状は競技や大会、イベント時に多く選ばれています。

    詳しくはこちら(賞状の豆知識へ)

  • 良い例と悪い例

2名入れエリア

  • 大会名や順位・証明の内容などを入れる際は、
    行頭が表題より上に、本文より少し下になるように置くと見映えします。
  • 名入れエリア
  • 名入れエリア(水色の部分)に受賞者の名前、順位・証明・学校・大会名などを
    入れる場合には、【名入れ有り】を選択するとフォーム上で入力できます。
  • 名入れエリア

3受賞者名

  • 名前を空欄にして「殿」などの敬称のみ印刷する場合には
    【名入れ無し】でご注文できます。表彰状や賞状は、
    もともと上位の者から贈られるものだったため
    ですが、最近では国や民間を問わず、
    「殿」や「様」をつけるのが一般的になっています。
  • 公的な卒業証書・認定書・各種免許証では、
    当店での文例では一部を除き「殿」としていますが
    贈呈シーンにあわせてアレンジされるのがおすすめです。
  • 豆知識

    ●様 → 目上の方に使う(オールマイティ)

    ●殿 → 上位の者から下位の者へ使う
    例)官公庁や組織の代表から出される

    詳しくはこちら(賞状の豆知識へ)

  • 良い例と悪い例

4本文

  • 本文の文字は、受賞者名・贈呈者名より小さく
    贈呈日より大きくすることで、バランスが良くなります。
    文章は、原則として縦書きですが、横書きでも問題ありません。
    美しい賞状は、伝統的に、全体を見渡した際の配置が
    「なだらかな左右対称のカーブになっている」ことが
    鉄則とされています。
  • 本文も、このカーブを崩さないようにするため、
    改行は極力避けるのがおすすめです。
    当店での文例では一部を除き「殿」としていますが
    贈呈シーンにあわせてアレンジされるのがおすすめです。
  • 本文

5贈呈年月日

  • 贈呈年月日の文字は、一番小さい大きさにして、
    行頭を本文より1文字下げてレイアウトします。
  • 贈呈年月日の表記では、数字を漢字に置き換えましょう。
    10は「十」を使います。
  • 例)令和元年12月25日 → 令和元年十二月二十五日
  • 贈呈年月日

6贈呈者名・印

  • 贈呈者名の文字は、本文より大きく、受賞者名より
    小さくすると美しいバランスになります。
  • 贈呈年月日の表記では、数字を漢字に置き換えましょう。
    10は「十」を使います。
  • 例)令和元年12月25日 → 令和元年十二月二十五日
  • メリハリと風格を出せる表題の基本条件

    行頭の位置
    1文字目を受賞者名より低くする
    会社名や組織名
    代表者名よりもやや小さめ
    代表者名の肩書
    代表者名の真上に置き、
    代表者名より小さく入れる
  • 代表者名の下には、押印分のスペースを
    空けておく必要があります
  • 美しい印の位置

    なだらかな左右対称カーブに収まるように、

    本文の下限よりも上に印が入っている

  • 贈呈者名・印